97年の作品で、一時解散状態だったのですが、何とか復活して、このアルバムを創り上げました。共同プロデューサーはChris PotterとYouthで、完全にブリットポップしています。完全にブリットポップしているノアhこのアルバムだけなのですが、このアルバムが大ヒットした為に、ヴァーブはブリットポップバンドだという印象が強くなってしまいました。これまでのような浮遊感はなく、普通にロックしています。
1. Bitter Sweet Symphony
2. Sonnet
3. The Rolling People
4. The Drugs Don't Work
5. Catching The Butterfly
6. Neon Wilderness
7. Space And Time
8. Weeping Willow
9. Lucky Man
10. One Day
11. This Time
12. Velvet Morning
13. Come On
新しくNick McCabeと言うギタリストが加わって5人組になっています。生ストリングスを加えたBitter Sweet Symphonyで始まります。ブリットポップと言っても、さすがに他のバンドとは違う深みを持っています。ポップですが、どこかサイケしています。アコースティックギターも使ったり、これまでのサウンドとは明らかに違っています。ブリットポップブームとしても最後の方になるのですが、この完成度は凄いです。Come OnではLiam Gallagherがバックボーカルで参加しています。
ブリットポップバンドって、どこかに昔のビートポップの真似事が入っていたりしますが、このバンドは、恐ろしいくらいにオリジナリティーに溢れたブリットポップを創り上げています。シングルもBitter Sweet Symphony、The Drugs Don't Work、Lucky Man、Sonnetとヒットさせています。ポップと言っても、この色気の凄さは何なんでしょう。実に良いバンドなのですが、この後、再び解散してしまいます。Richard Ashcroftはソロ活動に入ります。こんな凄い作品を創って解散してしまうとはもったいない話ですが、それだけ純粋だったのでしょう。素晴らしい名盤です。
Bitter Sweet Symphony
VIDEO Sonnet
VIDEO The Rolling People
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