レニークラビッツは89年のこのアルバムでデビューしましたが、彼も又、ロックと
ファンク を融合させた
音楽 で、プリンスの後継者的な扱いがなされていました。このファーストアルバムから自分でプロデュースしている事、ほとんどのバンドフォーマットの楽器を一人で演奏している事などがその理由ですが、それだけではない
音楽 性で、最初はどう捉えていいのか分からない部分もありました。
1. Sittin' On Top Of The World
2. Let Love Rule
3. Freedom Train
4. My Precious Love
5. I Build This Garden For Us
6. Fear
7. Does Anybody Out There Even Care
8. Mr. Cab Driver
9. Rosemary
10. Be
11. Blues For Sister Someone
12. Empty Hands
13. Flower Child
彼の
音楽 性には3種類ありまして、プリンスみたいなファンキーな曲と、ジョンレノンの初期の頃のような曲と、スリーピースフォーマットで演奏されるジミヘンみたいなハードな曲です。このアルバムではジョンレノンのような曲が多いです。フィルスペクターがプロデュースしていた頃のような音数が少なく、アナログな空間を大事にしたような録音を真似しています。ジョンレノンはソロになってからは、
ソウル フルな曲も書いていたので、その辺を黒人として再構築しています。
完全な黒人ではなく、ユダヤ人の血もひいています。サックスやストリングス以外は彼が演奏していて、ドラムなどはリンゴスターやジムケルトナーみたいな雰囲気をコピーしていたりと、かなりパロディー精神に溢れていますが、曲の完成度の高さからパロディーとしては評価される事なく、黒いジョンレノンみたいな言われ方をしています。ジョンレノンファンもその辺を楽しめるし、ブラックミュージックが好きな人でも楽しめると思います。でも基本はロックな人だと思います。ファーストアルバムからこのクォリティーですから、かなり期待されたデビューでした。名盤です。
Sittin' On Top Of The World
VIDEO Let Love Rule
VIDEO Freedom Train
VIDEO
My Precious Love
VIDEO I Build This Garden For Us
VIDEO Fear
VIDEO Does Anybody Out There Even Care
VIDEO Mr. Cab Driver
VIDEO Rosemary
VIDEO Be
VIDEO Blues For Sister Someone
VIDEO Empty Hands
VIDEO Flower Child
VIDEO
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