89年のセカンドアルバムです。SONYからA&Mに移籍しましたが、80年代は全く売れませんでした。当時のネオアコみたいな雰囲気もあり、売れる要素はあたっぷりあるのですが、売り方がまずかったのか、話題にもなっていません。こういう曲はイギリスでは受けていましたが、アメリカではまだ機が熟していませんでした。もったいない話です。
1. Easy
2. When I Feel Again
3. Wind And The Sun
4. Children Of Time (Forever)
5. Love
6. Vertigo
7. Underground
8. The Alcohol Talking
9. Vixen
10. How Cool
11. Having A Bad Dream
売れていればアイドル並みに人気が出ているくらい青春ポップしています。しかし、売れなかったことにより、やがてオルタナ旋風の中で語られるような存在になっていきます。アレンジも曲の出来映え申し分なく、ポップだけどひねくれている訳でもなく、素直なくらいにピュアな青春ポップソングしています。これだけの才能が埋もれていく事は
音楽 界の損失です。
ここで終わっていたら、きっとこの才能は伝説にもなっていなかった事でしょう。しかし、彼は諦める事なく続けていた事によって、次回作から報われていきます。オルタナ旋風は派手な80年代サウンドから繊細な、こうした
音楽 にも目を向けるような時代を90年代に用意していたのです。売れてからの作品となんら遜色の内容ですので、このアルバムも素晴らしい名盤です。
Vertigo
VIDEO The Alcohol Talking
VIDEO Having A Bad Dream
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