93年の作品で、オルタナの影響を感じさせる作品です。特にR.E.M.のようなフォーキーで、カントリーフレイヴァーもあります。ですから、これまでのような胸キュン青春ポップではなく、少し斜に構えたような作品になっています。そういうのが受けていた時代でしたから、それは彼の名前を広めるのには都合が良かったのですが、本来の彼の持ち味は、どんどん時代に感化されていきます。
1. Dinosaur Act
2. Devil With The Green Eyes
3. The Ugly Truth
4. Time Capsule
5. Someone To Pull The Trigger
6. Knowing People
7. Life Without You
8. Intro
9. Ugly Truth Rock
10. Do It Again
11. In Too Deep
12. Reaching Out
13. Falling
14. What Do You Know?
15. Evergreen
バーズのようなスタイルになっていると言えるでしょう。勿論ポップではありますが、最小限のアレンジにまとめているところがオルタナの影響だと思います。
音楽 的な完成度ではこれまでの作品の方が高かったのですが、それが売れずに、シンプルにまとめたこういった作品が売れているのは時代ですね。参加ミュージシャンも豪華になり、Mick Fleetwood、Nicky Hopkins、Pete Thomasなどが、顔を揃えています。Richard LloydとRobert Quineの参加は定番です。
これまでは演奏がハードでも歌は美しい旋律を乗せていたのですが、この作品では、歌も演奏にあったものになっています。こうなるとパワーポップとは言いがたく、単なるオルタナとなってしまいます。オルタナ作品だと思えばいい感じですが、Matthew Sweetのイメージを期待して聴くと物足りないかもしれません。しかし、ここからは単なる青春胸キュンソングだけではない多様性も加わってきますので、これはその前哨戦です。
Dinosaur Act
VIDEO Devil With The Green Eyes
VIDEO The Ugly Truth
VIDEO
Time Capsule
VIDEO Someone To Pull The Trigger
VIDEO Knowing People
VIDEO Life Without You
VIDEO Ugly Truth Rock
VIDEO Do It Again
VIDEO Reaching Out
VIDEO What Do You Know?
VIDEO
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