96年のセカンドアルバムはカバー曲集になっています。彼らのポップ性を現すのにカバー曲を演奏した方が分かり易いと思ったのでしょう。Tracy Hideだけセルフカバーですが、後は有名な曲ばかりで、選曲から彼らの若さが伺えます。ブライアンウィルソンの曲もたっぷりカバーしているので、これがブライアンの目に留まったのでしょう。アレンジ的にはパワーポップな元気のいいアレンジになっています。
1. Porpoise Song
2. Guess I'm Dumb
3. Louise
4. Don't Go Breaking My Heart
5. My Friend Jack
6. Barbarella
7. Ooh Child
8. Arnold Layne
9. Darling
10. So You Are A Star
11. Skyman
12. Knowing Me, Knowing You
13. Love In The City
14. Tracy Hide
アメリカのバンドらしくモンキーズのカバーがあったり、アバを選曲するとは意表をつあkれます。バートバカラックや、シドバレットがいた時代のピンクフロイドだったり、ソフトロックやサイケな彼ららしい選曲になっています。オリジナル曲でもこれだけの曲を作れたでしょうが、あえて、誰でも知っている曲を演奏する事によって、彼らのカラーをより鮮明にしています。演奏が巧いだけではなく、若いバンドらしい元気さと、曲のポイントをしっかり把握した表現など、ブライアンウィルソンが耳を傾けたくなる要素がたっぷりあります。
原曲だけではなく、原曲とは関係ない曲の雰囲気を取り入れたりして、選曲されていないグループもファンですよとアピールしています。楽しい曲ばかりで、カバー作品とは思えなくらい彼らの良さが出ています。ジャケットには日本語が書かれていたり、ゴングみたいな絵だったり、ロックファンにはツボになる要素をいっぱいちりばめています。トッドラングレンのカバー作品みたいですかね。これも名盤です。
Porpoise Song
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Louise
VIDEO Don't Go Breaking My Heart
VIDEO My Friend Jack
VIDEO Barbarella
VIDEO Ooh Child
VIDEO Arnold Layne
VIDEO Darling
VIDEO So You Are A Star
VIDEO Knowing Me, Knowing You
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