93年の初のフルアルバムになります。Neil Hannonはギター、ベース、キーボードとマルチプレイしていて、その他にドラム、バイオリン、ビオラ、チェロ、フレンチホルンを担当するバックミュージシャンで創り上げた作品です。前作ではバンドフォーマットで作っていましたが、このアルバムからバンドフォーマットにはこだわらないアレンジになっていきます。ですからより非ロックな作品になっています。
1. Festive Road
2. Death Of A Supernaturalist
3. Bernice Bobs Her Hair
4. I Was Born Yesterday
5. Your Daddy's Car
6. Europop
7. Timewatching
8. The Pop Singers Fear Of Pollen Count
9. Queen of The South
10. Victoria Falls
11. Three Sisters
12. Europe By Train
13. Lucy
曲自体はギターで弾き語りが出来るような内容ですが、ハープシコードやストリングスなどが骨格を作っているので、まるで映画
音楽 のような雰囲気になっています。非ロックなのに魅力的と言うのが特徴で、ロックファンでもプログレが好きな人なら、バンド演奏とは違うアレンジの良さも分かるものと思われます。それだけ耳が肥えてきているはずです。バンドスタイルにこだわる必要はないのです。90年代にはドラムンベースなどでそのスタイルの神話は見事に崩れ去っていますので、時期的にも受け入れ易い土壌は出来ていたと思います。
Europopはなぜかテクノ
ポップ です。しかし、ハープシコードを使ったりして、微妙な感じに仕上げています。Neil Hannonはおそらく80年代サウンドの影響をたっぷり受けているようで、そこからの脱却を図っている途上の作品になるのだと思います。ですから、微妙に80年代サウンドを引きずっていますが、ブルーノートを使わない、黒人
音楽 とは無縁の
音楽 、ヨーロッパの伝統的な
音楽 を若い感性で創っています。名盤です。
Festive Road
VIDEO
Death Of A Supernaturalist
VIDEO Bernice Bobs Her Hair
VIDEO I Was Born Yesterday
VIDEO Your Daddy's Car
VIDEO Europop
VIDEO Timewatching
VIDEO The Pop Singers Fear Of Pollen Count
VIDEO Queen of The South
VIDEO Victoria Fall
VIDEO Three Sisters
VIDEO Europe By Train
VIDEO Lucy
VIDEO
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