96年の作品で、このアルバムからやっとDivine Comedyと言う名前が世界的にも知られるようになっていきます。このアルバムから本格的にオーケストラによるアレンジで創り上げています。オーケストラを雇うのは金がかかりますので、やりたくてもやれなかった
音楽 を、やっと思い通りに創り上げた作品と言えます。憧れのScott Walkerのソロ作品のような作品を再現できたのです。
1. Something For The Weekend
2. Becoming More Like Alfie
3. Middle Class Hereos
4. In and Out of Paris and London
5. Charge
6. Songs Of Love
7. The Frog Princes
8. A Woman Of The World
9. Through A Long And Sleepless Night
10. Theme From Casanova
11. The Dogs And Horses
曲のタイトルは、どれも映画のタイトルのようなイメージを与えてくれます。当時はバートバカラックが再評価されていた時期であり、まるでバカラックのようなアレンジをやるミュージシャンとして注目を集めました。まだイギリスでだけ売れるようになっただけですが、バカラックということで、ジャズ理論も必要な訳で、これまでの非黒人
音楽 というのは違う解釈になってきます。ヨーロッパ
音楽 だけではなく、アメリカン
ポップ スの手法も入りだしたのです。明らかに白人
音楽 ではありますが、理論的にはジャズの要素も絡んでくるのです。
ですから、とてもスタイリッシュになり、おしゃれな
音楽 になっています。映画
音楽 っぽい音楽ということで、コーデュロイなどアシッドジャズ方面でも映画音楽がキーポイントになっていて、時代としては、正に求められていたサウンドだったのです。ただ、ここまでたどり着くには相当マニアックになっていなければならないでしょうが、誰が聴いても楽しい音楽になっていると思います。フランスやイタリア映画音楽が好きな人にもお勧めですし、スタイルカウンシルに通じるセンスも感じます。素晴らしい名盤です。
Something For The Weekend
VIDEO
Becoming More Like Alfie
VIDEO Middle Class Hereos
VIDEO In and Out of Paris and London
VIDEO Charge
VIDEO Songs Of Love
VIDEO The Frog Princes
VIDEO A Woman Of The World
VIDEO Through A Long And Sleepless Night
VIDEO Theme From Casanova
VIDEO The Dogs And Horses
VIDEO
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