ステレオラブの92年のデビューアルバムです。ステレオラブはクラウトロック、つまりは、ドイツのロックバンドに影響を受けたバンドとして知られています。イギリスでは、パンクにしろ、ニューウェイヴにしろ、ドイツのバンドからの影響から始まっていて、ロック第三国であるドイツからの逆輸入からの影響が大きいです。
テクノ にしても、クラフトワークからの影響であり、感情を抑えたような淡々としたミニマルミュージックが多いですが、このステレオラブも、80年代にデビューしていればニューウェイヴで片付けられていた事でしょう。
1. Super Falling Star
2. Orgiastic
3. Peng! 33
4. K-Stars
5. Perversion
6. You Little Shits
7. The Seeming And The Meaning
8. Mellotron
9. Enivrez-Vous
10. Stomach Worm
11. Surrealchemist
政治的な歌をアコースティックギターで演奏していたMcCarthyが発展して出来たバンドで、メンバーはボーカルのLaetitia Sadier、ギターとキーボードのTim Gane、ドラムのJoe Dilworth、ベースのMartin Keanの四人組です。女性ボーカルと言う事で、キュートでポップな感じでもあるのですが、抑揚のない歌と感情を表に現さないようなクラウトロックらしいスタイルが特徴で、バンドサウンドに少しばかりのエレクトリックサウンドが絡んで、90年代では音響派として認識されていきます。
爆発的には売れていないバンドですが、マニアックなスタイルは早くから話題を呼んで、知る人ぞ知るバンドとして90年代は人気を獲得していきます。徐々にエレクトロニカ系になっていきますので、エレクトロニカの少しニュアンスの違うバンドとして親しまれます。このファーストアルバムではMcCarthy時代のギターバンド的なサウンドがまだ残っていて、ノイなどの影響を感じさせます。
Super Falling Star
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Orgiastic
VIDEO Peng! 33
VIDEO K-Stars
VIDEO Perversion
VIDEO The Seeming And The Meaning
VIDEO Mellotron
VIDEO Enivrez-Vous
VIDEO Stomach Worm
VIDEO Surrealchemist
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