

2010年の作品で、現在までの最新作です。09年にバンドとしては活動停止宣言をしておりまして、この音源は前作の制作時あたりにレコーディングしていたものになります。ですから、前作に入っていた曲のリミックスが入っていたりします。前作同様ポップな曲ばかりで、前作でのアウトテイクのような内容なのですが、充分新作としてアピール出来る内容になっています。
1. Everybody's Weird Except Me
2. Supah Jaianto
3. So Is Cardboard Clouds
4. Equivalences
5. Leleklato Sugar
6. Silver Sands (Emperor Machine Mix)
7. Two Finger Symphony
8. Delugeoisie
9. Laserblast
10. Sun Demon
11. Aelita
12. Pop Molecules (Molecular Pop 2)
13. Neon Beanbag (Atlas Sound Mix)
この作品も様々なドラムループを並べて、即興でコードをつけていった作曲法が使われていると思います。なので、前作と同じような雰囲気がありますが、未発表だった曲があるだけに、実験的な部分が残っている曲もあり、ファンとしては楽しめる内容になっています。ある程度の到達点に立った彼らですので、活動停止してもしょうがないのですが、又、新しいアイデアが浮かんだら、きっと復活してくれると思います。これだけのアイデアに富んだ作品を創れるミュージシャンが少なくなってきている時代ですので、まだまだ彼らは現役でやっていけます。
ただ、これ以上先に進むとなると、捨てる部分も増えてくるので、バンドとして、それでいいのかと言う自問自答も出てくる事でしょう。活動から離れてこれから進むべき道がバンドとともにあるのか、それとも新しいプロジェクトが必要になるのかを確認する為の時間は必要なのだと思います。ファンとしてはもう少し先のレトロフューチャーも覗いてみたいので、新作が出てくれる事を望んでいます。名盤です。
Everybody's Weird Except Me
Supah Jaianto
Equivalences
Leleklato Sugar
silver sands (emperor machine mix)
Two Finger Symphony
Delugeoisie
Sun Demon
Aelita
Neon Beanbag (Atlas Sound Mix)
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