これも79年の作品ですが、これはQuartet によるスタジオアルバムになっています。Soul Noteというイタリアのレーベルから出しています。メンバーはトランペット、フリューゲルのCecil Bridgewater、テナーサックスのOdean Pope、ベースのCalvin Hillです。レコーディングもイタリアで、プロデュースはGiovanni Bonandriniという人です。
1. Reflections
2. Mwalimu
3. A Place Of Truth
4. China's Waltz
5. Mail Order
6. Japanese Dream
7. Magic
8. Back To Basics
9. Ode From Black Picture Show
カバー曲もあるので、普通の
ジャズ のようですが、Reflectionsはドラムソロ曲であり、他の曲も、現代
音楽 のような雰囲気もあったり、ファンクぽかったり、普通のモダン
ジャズ とは少し違うニュアンスで演奏されています。あくまでも
ジャズ の基盤を崩す事なく新しい事へ挑戦している姿勢が好感が持てます。しかし、新しさはストレートには伝わってこないので、売れないし、インディーズでないとリリースも難しくなってきています。
フュージョンバンドでもスウィング曲を楽しんだり、結局はモダン
ジャズ が好きな人たちばかりですから、売り上げに響かない程度でやっているのですが、売れる事よりも好きな
音楽 をやってきた彼らのようなミュージシャンは、高い
音楽 性を生み出しても、正しく評価される事なく、時代に埋もれていくのでした。もはや、流行など無くなってしまった現在に置いては、高く評価されるべき作品だと思います。
Reflections
VIDEO
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