95年の作品で、とうとうオーケストラとの共演にまで発展していきました。Brass Quintetのメンバーとしてはフレンチホルンの Marshall Sealy、トロンボーンのSteve Turre、トランペットがCecil BridgewaterとFrank Gordon、チューバのRobert Stewartです。このメンバーでGhost Danceを演奏しています。Festival JourneyがThe New Orchestra Of Bostonとの共演作になっています。
1. Festival Journey
2. Ghost Dance
久々にアメリカのレーベルBlue Noteからのリリース作品になっています。オーケストラとの共演と言っても、その中心はMax Roachのドラムであり、彼のドラムを際立たせるためのオーケストラという贅沢な内容になっています。これまではストリングスを導入してきましたが、やはり管楽器の方が
ジャズにはしっくりきます。大人数を集めているのに、ドラムソロが大分占めていて、ドラムオーケストラと言ってもいいくらいです。
あくまでもドラマーとしてのMax Roachの主張を謳い上げる為の作品であり、それ故に、アレンジも普通の
ジャズとは違ったニュアンスがあり、そこが新鮮に感じさせる魅力になっています。あくまでもモダン
ジャズにこだわってきながらも、新しさに挑戦する姿勢の行き着く先がこれだったのだと思います。彼の集大成とも言える作品です。
Live At Blues Alley
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