79年の作品で、完全にディスコしているアルバムです。既に80年代風のアレンジもあり、売れる
音楽 の定義を示したような作品でもあります。日本ではそれほどお馴染みではありませんが、アメリカでは既にこの頃から売れる
音楽 のアレンジのあり方が、この頃から定まり始めていたのです。プロデュースはWayne Hendersonですが、全曲ウォルデンが書いています。
1. Love Me Only
2. I Don't Want Nobody Else (To Dance With You)
3. Give Your Love a Chance
4. They Want the Feeling
5. Awakening Suite, Pt. 1 (Childhood - The Opening of the Heart)
6. The Awakening
7. Listen to Me
8. Full and Satisfied
9. Will You Ever Know
ジャズ 名盤シリーズで紹介するような作品では無くなってきていますが、あくまでも私にとってはフュージョンドラマーで認識しているのでご了承下さい。参加ミュージシャンが豪華で、Carlos Santana、Michael Brecker、Randy Brecker、Victor Feldman、Hiram Bullock、George Young、Airto,、Bobby Lyle、Pointer Sisters、Ray Gomezなどなど、フュージョン系のミュージシャンも居ますが、全くフュージョンにはなっていません。A.O.R.な感じはありますし、Awakening Suite, Pt. 1のようにインストの曲もあったりしています。ここでのドラムはカッコいいです。
I Don't Want Nobody Elseがトップ10入りするヒットになっており、ヒットメーカーとして、他のミュージシャンへの曲の提供でも活躍していきます。80年代にはWhitney HoustonやMariah Careyでもヒットを出していますので、日本でも知らない間に彼の曲に慣れ親しんでいるのですが、あくまでも裏方として成功していますので、彼のソロ作品の再評価があってもいいと思います。最近は又ジェフベックと共演していますのが、日本ではなぜかあまり取り上げられません。名前が長過ぎるのか。
Love Me Only
VIDEO