88年の作品で、デジタルシンセやデジタルリバーヴを多用している事もあって、パットメセニーのようなスタイルの第二世代のフュージョンサウンドになっています。ホーンセクションを使ったホーンオーケストレーションによる厚みのあるサウンドなど、シンセだけでは出せない豊かな音を生み出しています。とても優しいタッチの作品です。
1. Erskoman
2. Not A Word
3. Hero With A Thousand Faces
4. Dream Clock
5. Exit Up Right
6. A New Regalia
7. Boulez
8. The Mystery Man
9. In Walked Maya
参加ミュージシャンはトランペットのRandy Brecker、サックスはMichael Brecker、Bob Mintzer、ベースがWill Lee、Marc Johnson、ギターがJeff Mironov、John Abercrombie、キーボードがJim Beard、Vince Mendoza 、Eliane Eliasです。これ以外に10名ほどのホーンセクションを加えています。ギターシンセなども使って、パットメセニーを意識しているのでしょうか、音の作り方が良く似ています。
ジャズ オーケストラを加えたフュージョンサウンドと言えるような和音構成であり、マニアックになりすぎない聴き易いサウンドになっています。それでいて妥協を許さない完成度の高いサウンドメイキングがなされています。ピーターも半分くらいは曲を創っていて、作曲家としてのレベルの高さも伺えます。ドラマーだけに収まらない才能が開花している名盤です。
Not A Word
VIDEO
Hero With A Thousand Faces
VIDEO Dream Clock
VIDEO A New Regalia
VIDEO Boulez
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