78年の作品です。アメリカ進出に失望した彼らは、母国イタリアに戻り、歌詞もイタリア語に戻し、自分達の
音楽 を追求する事に専念します。ヴァイオリンのMauro Paganiが脱退した後に入っていたGregory Blochも脱退した為、この作品からバイオリンレスの普通のバンドになってしまいます。
1. Viene Il Santo
2. Svita La Vita
3. Se Fossi Cosa
4. Le Trame Blu
5. Passpartu
6. I Cavalieri Del Tavolo Cubico
7. Su Una Mosca E Sui Dolci
8. Fantalita
初期の頃から持っていたアコースティック感覚を更に拡げて、中世の上流階級の
音楽 ではなく、庶民的なフォークソングを再現したような
音楽 になっています。つまり、
プログレ の世界に戻ってきたのです。たとえるならば、ジェスロタルのアコースティックな曲に近い感覚です。地中海フォークという表現がされていますが、そうなのでしょう。私は地中海フォークというものがどういうものか把握はしていません。
農民がお祝いに踊るような親しみ易くも優雅な
音楽 です。実に素晴らしい
音楽 ですし、ロック界では個性的なアルバムになっています。しかし、時代はパンク旋風が吹き荒れる中、こうした作品は全く無視されるようになります。せっかく世界進出を果たした彼らでしたが、時代の波に飲まれて埋没していきます。それでも彼らはイタリアを拠点として着実に作品を生み出していきます。素晴らしくも美しい名盤です。
Viene Il Santo
VIDEO
Svita La Vita
VIDEO Se Fossi Cosa
VIDEO Le Trame Blu
VIDEO Passpartu
VIDEO I Cavalieri Del Tavolo Cubico
VIDEO Su Una Mosca E Sui Dolci
VIDEO Fantalita
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