75年の作品です。前作の勢いのままにヒットしました。ライブバンドなので、ライブで盛り上がるような曲ばかりです。しかし、時代は第二期ハードロックブームが始まり、キッスやエアロスミスなど新しいバンドが脚光を浴び、このバンドは一昔前のバンドというイメージになり、ピークが過ぎていきます。バンドとしては勢いがついていた頃ですが、当時の時の流れは1年で一変するほどめまぐるしかったのです。
1. Four Wheel Drive
2. She's A Devil
3. Hey You
4. Flat Broke Love
5. She's Keepin' Time
6. Quick Change Artist
7. Lowland Fling
8. Don't Let The Blues Get You Down
新しいバンドはファッションも若者向けでしたが、このバンドはむっさいおっさんの格好をしていますので、徐々に昔のバンド扱いされるようになっていきます。サウンド的にはキッスと変わりない感じであり、ステージパフォーマンスも結構似ています。キッスの方が真似しているのですが、見た目の違いは大きいようで、若者はみんなキッスの方に向いてしまいます。
バラード調からヘヴィーな演奏に変わる手法など、キッスも良くやっています。ツィンリードのハーモニーなども似ていますし、このバンドも時代のサウンドに敏感になっているようです。Randy Bachmanがプロデュースもこなしていますが、初期の2枚はかなりラフなミキシングでしたが、前作あたりからわずかながらリバーブをかけただけで重厚な音になっています。少し古いバンドのイメージになりながらも、多くのファンを獲得しているのでヒットはしちえます。内容も悪くありません。
Four Wheel Drive
VIDEO
She's A Devil
VIDEO Hey You
VIDEO Flat Broke Love
VIDEO She's Keepin' Time
VIDEO Quick Change Artist
VIDEO Lowland Fling
VIDEO Don't Let The Blues Get You Down
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