

75年のセカンドアルバムで、この作品からドラマーがJohn RutseyからNeil Peart に代わり、このメンバーで現在まできています。ジャケットのフクロウのも彼らのイメージとなり、ラッシュというバンドがある程度世界に知れ渡る事になります。Neil Peartが哲学的な歌詞を提供した事により、彼らの
音楽もハードロックから
プログレ的な表現をするようになっていきます。
1. Anthem
2. Best I Can
3. Beneath, Between & Behind
4. By-Tor & The Snow Dog
5. Fly By Night
6. Making Memories
7. Rivendell
8. In The End
まだギター、ベース、ドラムだけのスリーピースサウンドであり、シンセサイザーは使っていないので本格的な
プログレには聴こえません。Geddy Leeの歌声はマイケルデバレスのようでもあり、それでツェッペリンっぽい曲をやればディテクティヴみたいですが、このバンドの特長は曲の速度がやたら速いのです。ずっしりとした8ビートを特長とするディテクティヴとは違って、ツェッペリンをスピードアップさせる事によって新しい何かを生み出そうとしています。
声の質はモントローズの後期ボーカリストBob Jamesに似ています。ですからどうしてもアメリカンな感じがしてブリティッシュロックファンはあまり聴いていなかったと想います。超絶に早いパッセージのハードロックギターリフなど、ブリティッシュロックファンをも唸らせる魅力がありますが、どうしてもボーカルの声質が受け付けないという人も多かったと想います。この声を受け入れられるかどうかでファンになれるかどうかの分かれ道になっていると想います。組曲風の曲もあったり、
プログレを予感させながらもまだハードロックしてます。かなりしっかりした構成でかなり楽しめます。名盤ですね。
Anthem
Best I Can
Beneath, Between & Behind
By-Tor & The Snow Dog
Fly By Night
Making Memories
Rivendell
In The End
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