81年の作品で、ニューウェイヴに対応すべく結成されたLeague of Gentlemen唯一のアルバムです。メンバーはオルガンがBarry Andrews、ベースがSara Lee、ドラムがKevin WilkinsonとJonny Toobad です。このアルバムは先のGod Save the QueenとUnder Heavy MannersにLeague of Gentlemenとしての作品を一緒にまとめたアルバムになっています。
1. God Save The King 2. Under Heavy Manners 3. Heptaparaparshinokh 4. inductive Resonance 5. Cognitive Dissonance 6. Dislocated 7. H.G. Wells 8. Eye Needles 9. Trap
Barry Andrewsのオルガンは完全にニューウェイヴのものであり、それにフィリップがシーケンス的なギターをかぶせていきます。後の新生クリムゾンの前哨戦みたいな感じがしますが、このギターシーケンス風アルペジオはGongでアランホールズワースが先にやっていました。今ではフィリップのオリジナルみたいな扱いですが、元祖が別にいます。Kevin Wilkinsonの叩きだすリズムも完全にニューウェイヴでありますが、フィリップのギターが入る事で全く異質な感じがします。ここが斬新なんですね。