2008年の作品で、サックス奏者のTheo Travisとのコラボレートになっています。Theo Travisのソロ作品にフィリップが参加した事で実現した共演作品です。Theo Travisはジャズ系のミュージシャンですが、どういう訳かアンビエントな内容になっています。ギターシンセによるロングサスティーンと柔らかなサックスが漂っています。
1. land beyond the forest
2. the apparent chaos of blue
3. as snow falls
4. before then
5. one whirl
6. the silence beneath
7. curious liquids
8. the unspoken
9. pastorale
アンビエントミュージックというのは環境
音楽 と同じ感覚で、楽譜もいらずに創れますし、ある程度作曲されていれば、後は静かなインプロヴィゼーションのような演奏を繰り広げられます。それは演奏力がある二人だから出来る部分もありますが、即興といえば激しい演奏というイメージを覆すものになっています。
偶然演奏されたフレーズもあらかじめ用意されたフレーズもただ時間の中に漂う水の流れのようなもの。偶発的な事も違う観点からみれば必然というシンクロニシティーな考え方、
音楽 というものは本来そういう事の繰り返しの中に生まれるものであり、それを分かっていない人が型にはめようと必死なのに対して、分かった上で
音楽 を楽しむ事が出来ている二人だと思います。
as snow falls
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The Silence Beneath / The Unspoken / Pastorale (Thread)
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