91年の作品で、イエス脱退後エイジアで金を儲けて、再びイエスのメンバーと接触し始めた頃の作品になります。それと同時にドラムのBill BrufordとキーボーディストのBilly Currie とのコラボレート作品を出していた流れでのレコーディングのようです。メンバーは他にドラムのNigel Glockner 、オルガンのAndrew Lucasが参加しています。ベースはハウが弾いています。
1. Turbulence
2. Hint Hint
3. Running The Human Race
4. The Inner Battle
5. Novalis
6. Fine Line
7. Sensitive Chaos
8. Corkscrew
9. While Rome's Burning
10. From A Place Where Time Runs Slow
エイジアでつまらんギターを憶えてしまった為に、エフェクターにより彼独自のフィンガリングが目立たなくなっています。それにデジタルシンセサウンドなので、昔の
プログレ 時代の音を期待していると失望するでしょう。何とか彼らしい構成力で曲を創っていますが、Bill Brufordでさえ80年代風のドラムスタイルを叩いているので、けしからんサウンドになっています。
プログレ ファンは誰もエイジアなんて相手にしていなかったという事実を知らないみたいです。
エイジアが爆発的に売れていたので、それに近いサウンドを引きずっています。スティーヴハウらしい演奏もあるのですが、どうしてもエフェクターの波形に押しつぶされて特徴的なナチュラルトーンの伸びやかさが失われています。あくまでもBilly Currieとのコラボレートシリーズの流れにある作品だという事で目をつむれますが、これほどまでに80年代の呪縛から抜け出せていないのは痛いです。
Turbulence
VIDEO
Running The Human Race
VIDEO Fine Line
VIDEO Sensitive Chaos
VIDEO Corkscrew
VIDEO While Rome's Burning
VIDEO From A Place Where Time Runs Slow
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