続きましてはリックウェイクマンです。彼はStrawbs、Yesに在籍していましたが、元々はスタジオミュージシャンとしてデヴィッドボウイのスペースオデティなどのバックを務めていました。このアルバムはその時代のもので、起用に何でもこなしますので、当時のシンガーソングライター、エルトンジョンやランディーニューマンやジェイムステイラー、レオンラッセルの曲を演奏しています。
1. Take Me To The Pilot
2. Yellow Man
3. Cast Your Fate To The Wind
4. Gloria Gloria
5. Your Song
6. Delta Lady
7. A Picture Of You
8. Home Sweet Oklahoma
9. Fire And Rain
10. Classical Gas
このアルバムはレコード会社が勝手にリリースしたもので、リックは後でシンガーが歌を入れる為の演奏を録音しただけのものでした。リックがStrawbsに加入して名前が売れ始めた事で、急遽、以前契約していたレコード会社が勝手に歌無しの演奏をリックの作品としてリリースしたもので、不本意な作品ではありますが、ファンにとっては貴重な音源になっています。
クラシック系のピアニストでありながら、当時流行っていたカントリー系の演奏もこなしているのに驚きます。彼にかかればホンキートンクピアノもお手の物なのです。
プログレ での超絶な演奏はありませんが、これで金を稼いでいただけに見事にプロフェッショナルな演奏をしています。彼の名前は後ででっかくなりますが、この時代のイギリスの作品のクレジットを見ると意外なところに彼の名前を発見出来ます。ファンにはありがたい作品だと思います。
Take Me To The Pilot
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Cast Your Fate To The Wind
VIDEO Delta Lady
VIDEO Home Sweet Oklahoma
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