96年の作品で、息子のAdam WakemanとのコラボレートWakeman With Wakemanの第二弾アルバムになります。リックの生ピアノを中心にAdam Wakemanがアレンジメントしているようです。今回はピアノによるロマンティックでありながらリックウェイクマンのピアノの表現力を遺憾無く発揮したすばらしい出来映えになっています。
1. Fremiet's Car 2. Time Will Tell 3. Fountains Of Love 4. A View From A Window 5. Les Vendanges 6. Summer's End 7. Clair De Lune 8. A Brighter Dawn 9. Blue Lily 10. Tapestries 11. Garden Party 12. Portraits In A Gallery 13. Daydream 14. The Storyteller
Adam Wakemanによるサンプラーのストリングスもあえて生っぽくしなくなっているのですばらしいサウンドになっています。サンプラーで生楽器の変わりとして使う事も出来ますが、そういう時代は終わっています。サンプラーならではの音を出した方が効果的ですし、生演奏には絶対勝てないのですから、それなら生オーケストラを入れた方がマシです。サンプラーを使っていると言う意味を持って使うべきです。そしてなによりも音楽がいいですし、リックのピアノ演奏もすばらしいので、これまでのソロ作品の中では最高の出来映えになっています。名盤です。