ビルブラッフォードはイエスの初代ドラマーであり、その後キングクリムゾンに参加してからの方が長くなっているので、クリムソンファミリーになってしまっていますが、イエスの黄金時代を築き上げた一人であります。元々はジャズドラマーを目指していて、
プログレ と言う、フュージョンとは違うミクスチャーの中でもジャズの要素をバンドにもたらせていました。クリムゾンが一時解散してU.K.を結成するのと平行して結成されたバンドBrufordの78年のファーストアルバムです。
1. Beelzebub
2. Back To The Beginning
3. Seems Like A Lifetime Ago (Part One)
4. Seems Like A Lifetime Ago (Part Two)
5. Sample And Hold
6. Feels Good To Me
7. Either End Of August
8. If You Can't Stand The Heat...
9. Springtime In Siberia
10. Adios A La Pasada (Goodbye To The Past)
メンバーはU.K.にも参加するギターのAllan Holdsworth、ボーカルのAnnette Peacock、ホーンのKenny Wheeler、キーボードのDave Stewart、EggのDaveであり、ユーリズミックスのDaveではありません。ベースのJeff Berlinでス。ゲストでギターのJohn Goodsall、ベースのNeil Murrayが参加しています。当時のUKシーンの強者が揃っています。
音楽 的にはフュージョンなのですが、カンタベリー系のジャズロックに近い質感です。
ヴァンへイレンの師匠でもある天才ギタリストAllan Holdsworthのギターがメインであり、かなりテクニカルでマニアックな演奏で、Brufordの作品の中でも最高の出来映えになっています。Annette Peacockは女性ボーカルで、トーキングな囁くようなけだるい歌い方で、少し浮いた感じでもありますが、彼女の歌が入ってくると普通のフュージョンバンドとは違う意図が見えてきます。Bill Brufordのドラミングはイエスの頃からずっと手数の多いジャズ寄りのプレイであり、一番満足出来る内容になっています。名盤です。
Beelzebub
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Back To The Beginning
VIDEO Seems Like A Lifetime Ago
VIDEO Sample And Hold
VIDEO Feels Good To Me
VIDEO Either End Of August
VIDEO Adios A La Pasada
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