73年の作品で、テレビのドキュメンタリーの為の
音楽 になっています。邦題は動物の黙示録で、動物の生態を観察したドキュメンタリーフィルムの為のサウンドトラックです。アヴァンギャルドな部分は影を潜めて、非常に哀愁溢れるヨーロッパテイストの美しい旋律で綴られています。キーボードプレイヤーとしてのヴァンゲリスのセンスが光るアルバムです。
1. Apocalypse Des Animaux – Generique
2. La Petite Fille De La Mer
3. Le Singe Bleu
4. La Mort Du Loup
5. L'Ours Musicien
6. Creation Du Monde
7. La Mer Recommencee
イタリア映画のサウンドトラックのように切なく、フランス映画のようにハードボイルドな
音楽 です。ジャズでもなく、クラシックでもない、正に映画などで出会える
音楽 だと思います。テレビでこんないい
音楽 が流れていたら溜まらなくなる事でしょう。こうした
音楽 をこなしていくうちに映画
音楽 などの依頼が多くなっていきます。
まだモノフォニックの時代なのに、シンセで和音が鳴っています。これは恐らくモノフォニックシンセを多重録音したものでしょう。もしくはオルガンを加工した音なのか、どちらともとれる音色です。ギリシャ音楽というものを意識して聴いた事がありませんが、これがギリシャ音楽なのか、それとももっと広い世界の音楽を取り入れているのか、恐らく後者だと思いますが、かなりノスタルジックでシリアスな音楽だと思います。名盤です。
Apocalypse Des Animaux – Generique
VIDEO
La Petite Fille De La Mer
VIDEO Le Singe Bleu
VIDEO La Mort Du Loup
VIDEO L'Ours Musicien
VIDEO Creation Du Monde
VIDEO La Mer Recommencee
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