83年の作品で、日本の映画、南極物語のサウンドトラックです。一度火がついた人気は留まりません。このアルバムも又大ヒットとなりました。エコー、ディレイを使ったリズムは炎のランナーの応用でありますが、シンセによる琴の音は日本をイメージしての事でしょうが、これが南極の厳しい環境と壮大なビジュアルにマッチして、これもよくメディアで流されています。
1. Theme From Antarctica
2. Antarctica Echoes
3. Kinematic
4. Song Of White
5. Life Of Antarctica
6. Memory Of Antarctica
7. Other Side Of Antarctica
8. Deliverance
南極に残してきた犬との再開を感動的に映画いた映画は日本らしい、お涙ちょうだいの映画で、映画もヒットしましたが、
音楽 も大ヒット。ヴァンゲリスは売れる方程式を手に入れたのです。テクノビートではないしっかりと間を取ったリズムをディレイで疾走感をもたらす。そして中国どら、ゴングやティンパニのような打楽器との組み合わせ。主旋律は琴の音色。炎のランナーと同じ手法でありながら、違う表情を生み出しています。
デジタルシンセの時代に入り、パッドサウンドやヴォイスサウンドの和音などはそれまでにはなかったものです。ですからアンビエントな雰囲気も出しながらも、印象的な旋律を緩やかになびかせています。炎のランナーよりも
音楽 的には完成度が増しています。やんちゃなヴァンゲリスのイメージが全く払拭されて寂しい限りではありますが、
音楽 的にも申し分のない内容になっています。名盤です。
Theme From Antarctica
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