85年の作品で、益々脱ツェッペリンが加速しています。完全な80年代サウンド、ストラトのハーフトーン系のギター、デジタルシンセのチープな音、わざとドラムマシーンのような音処理にしているドラム、デジタルリヴァーブのかけ過ぎ、曲もポップでリズミカルなものが多いです。後期ツェッペリンは独自のリズムの追求に徹していましたので、リズミカルな曲での歌い方は慣れているようです。
1. Hip To Hoo
2. Kallalou Kallalou
3. Too Loud
4. Trouble Your Money
5. Pink And Black
6. Little By Little
7. Doo Doo A Do Do
8. Easily Lead
9. Sixes And Sevens
10. Little By Little
ドラムがRichie Haywardになり、ギターのRobbie Blunt はギターシンセも弾いています。ベースのPaul Martinez、キーボードのJezz Woodroffeと言う布陣になっています。シーケンサーによるフレージングもあり、ハードロック色が薄れているので、このアルバムから多くのファンを失ったと思われます。完全にMTVにオンエアーされる事を前提とした創りになっています。
リズムの追求といっても80年代のそれですので、ツェッペリンの田舎臭いリズムを真顔でやるというファニーだけど、聴き込むほどに癖になると言うものとは違って、明らかに時代のリズムに迎合したようなところは痛いです。これはプロデューサーのTim Palmerによるものでしょうか、ダブやヒップホップみたいな真似事をやっていますが、新しいファンはつかめても多くの古いファンを失う結果になったようです。
Hip To Hoo
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Kallalou Kallalou
VIDEO Too Loud
VIDEO Trouble Your Money
VIDEO Pink And Black
VIDEO Little By Little
VIDEO Doo Doo A Do Do
VIDEO Easily Lead
VIDEO Sixes And Sevens
VIDEO Little By Little" (Remix)
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