90年の作品です。基本的なスタイルはこれまでと同じで80年代スタイルで何とかハードロックらしい事をやってみようとしていますが、今回はそれに加えてアコースティックな曲やブルージーな曲も創っています。しかし標準チューニングのギターではツェッペリンっぽさは出せていません。少しばかり昔のスタイルを今風にやってみたと言う感じでしょうか。
1. Hurting Kind (I've Got My Eyes On You)
2. Big Love
3. S S S & Q
4. I Cried
5. She Said
6. Nirvana
7. Tie Dye On The Highway
8. Your Ma Said You Cried In Your Sleep Last Night
9. Anniversary
10. Liars Dance
11. Watching You
プラントも頑張って昔みたいにシャウトしていますが、そうすればするほど昔ほど声が出ていない事がバレてしまっています。無理しない程度で歌っていればまだ充分通用するのですから、頑張って高音に挑戦しない方が良かったと思います。サウンドもサンプリングやシンセを織交ぜているので、ハードロックというよりは80年代ポップにしか聴こえません。ならポップに徹すればいいのにハードロックみたいな事をやっているのでもどきに聴こえてしまいます。
それなりに工夫しているので作品としては面白いですが、デジタルまみれの音は迫力がありません。偽物っぽいのです。それならそれでグラムロックみたいに偽物に徹すると面白いと思うのですが、歌は本物ですから微妙に不自然です。まったくツェッペリンを無しにして聴くとそれなりに良いのですが、ツェッペリンっぽさがたまに顔を出してあmた比べてしまう事になってしまいます。いい加減過去を断ち切るかしないと逝けないと思いますが、どこかでいつもツェッペリンへの未練が残っていて、それが後のPage & Plantや再結成につながるので、古いファンはここは我慢のしどころですね。
Hurting Kind
VIDEO
Big Love
VIDEO I Cried
VIDEO Nirvana
VIDEO Tie Dye On The Highway
VIDEO Your Ma Said You Cried In Your Sleep Last Night
VIDEO Anniversary
VIDEO Liars Dance
VIDEO Watching You
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