93年の作品です。ソロ活動になってからのスタイルも定着していた中、中東系のエスニックなエッセンスを加えた曲が多く、これが後のペイジ&プラントへも反映していく事になります。ペイジ&プラントの活動に入る為、これが初期のソロ作品の最後のアルバムになります。これまでは80年代の派手なサウンドになっていましたが、ここでは必要以上に派手なサウンドは加えていないので、とてもまとまった感じがします。
1. Calling to You
2. Down to the Sea
3. Come into My Life
4. I Believe
5. 29 Palms
6. Memory Song (Mello Hello)
7. If I Were a Carpenter
8. Promised Land
9. Greatest Gift
10. Great Spirit
11. Network News
12. Colours of a Shade
13. Great Spirit
14. Rollercoaster
15. 8:05
16. Dark Moon
どこかコンセプトアルバムのような雰囲気もあり、女性バックコーラスは良いとして、サンプラーや打ち込みが無くなった事で、古いファンも聴き易いサウンドになっていると思います。ただし、プラントのボーカルは大分枯れていて、昔のようなはりのある声は出ていません。これではツェッペリンの再結成があったとしても、とても聴けたシロものにはならないなと言うのが大半のファンの予想でした。実際にはかなり鍛えあげていて、予想は嬉しくも裏切られました。
ただ、ソロであるのなら、このかれた声も魅力の一つだと思います。もう昔みたいに叫びまくらなくても良いのです。年相応の歌を歌ってくれれば良いのです。そういう意味ではこれまでの作品に比べると渋い感じですが、ソロではこの無理をしない感じの方が好感が持ています。私はこれまでのソロ作品の中では一番好きです。声も老化します。ハードロックのボーカルスタイルの原型を創ってきたプラントですが、年取ったら渋い歌を歌ってくれた方が何か安心します。
Calling to You
VIDEO
Down to the Sea
VIDEO Come into My Life
VIDEO I Believe
VIDEO 29 Palms
VIDEO Memory Song (Mello Hello)
VIDEO If I Were a Carpenter
VIDEO Promised Land
VIDEO Greatest Gift
VIDEO Great Spirit
VIDEO Network News
VIDEO Colours of a Shade
VIDEO Great Spirit
VIDEO 8:05
VIDEO
スポンサーサイト