2001年の作品で、ジョーンズの正式なソロアルバムは現在までに2枚しか無く、これがその1枚になります。Discipline Global Mobileレーベルと言う事でRobert Frippが参加しているLeafy Meadowsはクリムゾンそのもので、そもそもクリムゾンもツェッペリンも同じ頃にデビューして、どちらも衝撃的なインパクトを放ち、歴史を大きく動かしたバンドです。当時はハードロックとかプログレの区別は無く、ポストサイケデリックの新しいスタイルでありました。
1. Leafy Meadows 2. Thunderthief 3. Hoediddle 4. Ice Fishing at Night 5. Daphne 6. Angry Angry 7. Down to the River to Pray 8. Shibuya Bop 9. Freedom Song
Nick BeggsがChapman Stickを弾いて、よりクリムゾンっぽくしています。ドラムがTerl Bryantで、Adam Bombもギターで参加しています。後はほとんどの楽器をジョーンズが演奏しています。控えめながらボーカルも披露しています。ベーシストのソロアルバムは結構面白いものが多く、これもその一つだと思います。リズム構成もしっかりしていながら、ソロにも展開していけるだけの幅の広さ、一言で形容するならハードフュージョンでしょう。それもかなりロック寄りですが、それにテクノやグランジ、スラッシュメタルの要素も含まれていて、21世紀のハードロックと呼ぶにふさわしい素晴らしいサウンドです。名盤ですね。