続きましては、元トラフィックのギタリスト、デイヴメイソンのソロ作品を紹介していきます。トラフィック脱退後にアメリカに渡って、アメリカのミュージシャン達と制作した70年のファーストアルバムです。当時流行っていたカントリーロック、サザンロックなどレイドバックした感じが渋い曲ばかりですが、スティーヴィーウィンウッドに歌わせる事を前提に創られていたような曲もあって、
ソウル フルな作品になっています。
1. Only You Know And I Know
2. Can't Stop Worrying, Can't Stop Loving
3. Waitin' On You
4. Shouldn't Have Took More Than You Gave
5. World In Changes
6. Sad And Deep As You
7. Just A Song
8. Look At You Look At Me
参加ミュージシャンは当時のサザンロックを牽引していたLeon Russell、Rita Coolidge 、Bonnie Bramlett、Eric Clapton も参加しています。トラフィックの旧友Jim CapaldiやJim Gordon、Jim Keltner John Simonなど、号かな顔ぶれになっています。サザンロックだけではなく、当時のもう一つの流行だったトラッドフォーク的な曲も混じっています。全体的にまだトラフィックの雰囲気があり、それだけ心地良いグルーヴに包まれています。トラフィックの格好良さと、新しい
音楽 を楽しもうとしている感じが共存した素晴らしい内容になっています。
そして意外にもメイソンは歌も巧いと言う事が分かります。天才ボーカリスト、スティーヴィーウィンウッドの影に隠れていましたが、ボーカリストとしても充分通用する歌唱力であり、ソロになって正解だったと思います。多少サイケな感じも残っていますが、いろんな要素が混じりあって結構ファンキーで
ソウル フルな感じがたまりません。ヒット曲は生まれていませんが、このアルバムはロック史に残りる名盤として多くの人に絶賛されております。それだけの魅力を持った作品で、70 年代の幸せだった時代を代表する名作であります。
Only You Know And I Know
Can't Stop Worrying, Can't Stop Loving
Waitin' On You
Shouldn't Have Took More Than You Gave
World In Changes
Sad And Deep As You
Just A Song
Look At You Look At Me
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