71年の作品で、The Mamas & the PapasのCass Elliotとのデュエット作品になっています。アメリカに渡ったデイヴメイソンは新しい人脈を築いていきます。その中で知り合ったCass Elliotとのコラボレートはこの作品だけになりますが、スワンプロックにのめり込みながらもThe Mamas & the Papasのようなサイケポップな曲もこなしています。結構器用なミュージシャンなのが分かります。
1. Walk to the Point 2. On and On 3. To Be Free 4. Here We Go Again 5. Pleasing You 6. Sit and Wonder 7. Something to Make You Happy 8. Too Much Truth, Too Much Love 9. Next to You 10. Glittering Facade
Ned DohenyのカバーでもあるOn And OnはThe Mamas & the Papasの雰囲気がある曲になっています。サザンロック、スワンプロックを目指しながらも、泥臭くならずにポップスとしても聴けるような洗練されたスタイルになっています。全くネイティヴに泥臭い感じを追求していたらカントリーロック、サザンロックは発展してこなかった事でしょう。イギリスのミュージシャンがやる事によって、サムシングニューな作用が働いて世界に広まるだけの魅力を身につけていったのです。