79年の作品です。ジャケットはパーラメントと同じデザインになっていますし、Bernie Worrellお参加して、ほとんどパーラメントと同じフォーマットなのですが、主役をブーチーにしているだけでRubber Bandになってしまうのです。P-FUNKファミリーはバンド名が違っていても、ほとんどサウンドは同じと言う分かりにくい部分がありますが、誰を主役にしているかで区別化されています。
1. Under the Influence Of a Groove
2. Bootsy Get Live
3. Oh Boy Gorl
4. Jam Fan (Hot)
5. Chug-A-Lug (The Bun Patrol)
6. Shejam (Almost Bootsy Show)
7. Reprise (Get Live)
ブーチーの作品はほとんどジョークに近いおふざけな雰囲気がたまりません。ブーチーの歌い方はジミヘンを意識していて、トーキングスタイルに近い感じです。ジミヘンはボブディランを真似していますので、それがこんなひょうきんな歌い方になってしまうと言うのも面白い現象です。Bernie Worrellのオルガンサウンドが加わるだけでひょうきんさも増してきます。シンセベースも織り交ぜるようになって、大分近代的な
ファンク になっています。
このアルバムでの歌い方は
ソウル フルになっていて、R&B系のパロディーをやっているようです。リズムもパーカッションを加えてドラムはシンプルにするという構成でのポリリズムになっています。Bernie Worrelのチープでシンプルなシンセプレイは、プリンスが初期の頃に良く真似していて、80年代
ファンク の原型がこの作品では生まれていると言えるでしょう。これまでの作品の中では一番黒い作品であります。
Under the Influence Of a Groove
Bootsy Get Live
Oh Boy Gorl
Jam Fan (Hot)
Chug-A-Lug (The Bun Patrol)
Shejam (Almost Bootsy Show)
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