93年の作品で、今度はZillatronなる名義を名乗っています。これは覆面をかぶってスターベースを演奏するブーチーがZillatronを名乗っています。プロデュースはBill Laswellで、ギターがBucketheadで、キーボードがBernie WorrellなのでPraxisのブーチーに特化した作品になっています。ドラムはサンプリングループと打ち込みになっています。パーラメントは宇宙からやっている何ものかに扮してパフォーマスをしていましたが、そのノリで得体の知れないZillatronを演じております。
1. C.B.I. Files
2. Bugg Lite
3. Fuzz Face
4. Exterminate
5. Smell The Secrets
6. Count Zero
7. Bootsy And The Beast
8. No Fly Zone (The Devils Playgrond)
9. The Passion Continues
ハードコアテクノと
ファンク がぶつかりあって、ブーチーのスラップベースもハイパーな演奏になっています。スターベースも改良を重ねて、どんどん凄い音を出すようになっています。バックコーラスをChantと呼んでいるのも凄いセンスです。もの人達の感性はもはやヒップホップを通り越して宇宙の果てでスパークしているような
音楽 になっています。
編集のし過ぎでライブ向きではないと思われがちですが、彼らはライブでも同じように演奏出来ます。そこがハウスミュージックとは違うところで、それでもこれだけはちゃめちゃな思い切った編集をやってしまう彼らは恐いもの無しなのでしょう。普通の90年代サウンドには満足出来ない人向きだと思いますが、Zillatronとしてのアルバムはこの1枚のみであります。これをもっと突き詰めていくだけの体力は無かったようです。
Bugg Lite
Fuzz Face
Exterminate
Smell The Secrets
Bootsy And The Beast
No Fly Zone (The Devils Playgrond)
The Passion Continues
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