

2008年の作品で、今度はScience Faxtionなるバンドの作品になります。Bootsy Collinsが中心になっていますが、主役は再びBucketheadであります。ドラムとドラムプログラミングはBryan "Brain" Mantia、ボーカルとギターのGreg Hamptonで、ターンテーブルがTobe "Tobotius" Donohueでス。メンバー以外に複数のMCが参加しています。Bernie Worrellも参加しています。
1. Sci-Fax Theme
2. Lookin' For Eden
3. At Any Cost
4. Chaos In Motion
5. Famous
6. L.O.A.F.
7. Gone Tomorrow
8. Life-IS-IN-DeLiver
9. Take You Down
10. What It Is
11. Fatally Flawed Flesh
12. I See Rockets
13. ZIONPLANET 10
PraxisのBill Laswellを抜いた構成になっているので、サウンドもメタルな部分が強調されています。ブーチーもヘヴィメタなベースを弾いているのだと想像すると笑ってしまいます。Experimental metalとかいうスタイルなのですが、普通のメタルとは違うプログレッシヴな展開が特長ですが、曲は短めになっています。その短めの曲の中に溢れ返る音の洪水が詰め込まれています。ブーチー色が薄いので、
ファンクファンには向いていないかもしれません。
ヒップホップ以降のヘヴィメタという事で、サンプリングやターンテーブルを駆使したアレンジでギターがヒヴィメタっている感じです。Bill Laswelがいない分、前衛では無くなっていますが、本来彼らはこういう感じがやりたかったのかもしれません。まるでゲームの戦士のようなメンバーがジャケットに描かれています。グラフィックサイエンスなバンドなのでありましょう。現実離れした存在のようなイメージなのですが、歌はどことなくオールドウェイヴしています。
Sci-Fax Theme