

P-FUNKの総帥George Clintonのソロアルバムは82年にリリースされました。パーラメントやファンカデリックのリーダーなので、それまでソロ作品を創る必要はありませんでしたが、バンドの活動が停滞している間にレコーディングされたようです。バックメンバーはP-FUNKオールスターズですから、ほとんどパーラメントと変わらないのですが、ソロという事で、パーラメントのようなコンセプト抜きで自由に制作されています。
1. Get Dressed
2. Man's Best Friend/Loopzilla
3. Pop Sharing Tots
4. Computer Games
5. Atomic Dog
6. Free Alterations
7. One Fun At A Time
既に80年代に入っていますからテクノやニューウェイヴの感覚も混じっています。トーキングヘッズがアフリカ
音楽とP-FUNKを融合させて名作を連発していましたから、本家本元として風格を感じさせます。彼はボーカル担当で、全員を煽って先導する役目なので、楽器はメンバー任せです。それだけ信頼出来るメンバーを集めた事がP-FUNK軍団の凄いところで、世界的には直接ヒットを放っていませんが、間接的に、彼らから影響を受けた作品がヒットしています。
Computer Gamesもファミコンを始め世界でヒットしていましたので、ゲームミュージックのようなスタイルも売れる要素でした。シンセベースがその要ですが、ブーチーも頑張っています。70年代はルーズなグルーヴでしたが、80年代に入ってからはルーズさは無くなっていて、コンピューターミュージックっぽさは出ていますが、かなりヒューマニックであります。当時のトーキングヘッズに近いサウンドですから、かなり売れたアルバムです。しかし真似したのはデヴィッドバーンの方です。
Get Dressed
Man's Best Friend/Loopzilla
Pop Sharing Tots
Computer Games
Atomic Dog
Free Alterations
One Fun At A Time
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