

2011年のアルバムです。プロデューサーにはMike Paxmanを復帰させてFrancis Rossiとの共同プロデュースになっています。流石に良い作品を創ってライブを地道に続けているだけあって、久々にTOP10の売り上げに戻してきました。ホーンセクションを加えたり、アコースティックギターを使ったりして音色のバリエーションも加わり、味わいのあるロックンロールアルバムになっています。
1. Two Way Traffic
2.
Rock 'n' Roll 'n' You
3. Dust To Gold
4. Let's
Rock 5. Can't See for Looking
6. Better Than That
7. Movin' On
8. Leave A Little Light On
9. Any Way You Like It
10. Frozen Hero
11. Reality Cheque
12. The Winner
13. It's All About You
14. My Old Ways
人気が戻ってきたのは納得がいきます。それだけ良い作品を創るようになってきています。いつまでたってもギターが巧くならないキースリチャードとは違って、演奏が上達して尚、良い曲を書き続けるようになったら、もうバンドとしては盤石であります。スt−ンズみたいに最近はたっぷり休んだりしません。コンスタントに作品を創り続けています。このバンドの方が若いですがタフです。世界的な成功は収めていない事が彼らを謙虚にしているのでしょう。
後は大きなヒット曲の一つでもあれば良いのですが、世界的なヒットに恵まれていないのが惜しまれます。普通二人のギタリストがいればそれぞれ違ったタイプのギターを演奏するものですが、このバンドでは二人ともテレキャスターを演奏するのが有名です。ですから音色的にバリエーションが少なかったのですが、それもアレンジの妙で巧い具合に処理出来るようになっています。永く続いているだけの意味のある作品になっていると思います。
Two Way Traffic