71年の作品で、ジョージハリソンがプロデュースした一度限りのインドポップスアルバムです。ポップスと言っても内容はヒンズー教の宗教的なチャントでありますが、ポップなアレンジになっています。ジョージがMy Sweet Lordをヒットさせていた頃で、My Sweet Lordもヒンズー教の神を称えた歌でした。インド
音楽 でなく、ポップスで歌う事によって、よりヒンズー教を身近に感じさせようとしていました。
1. Govinda
2. Sri Guruvastak
3. Bhaja Bhakata/ Arotika
4. Hare Krsna Mantra
5. Sri Isopanisad
6. Bhaja Hure Mana
7. Govinda Jai Jai Jai
8. Prayer To The Spirtual Masters
女性コーラス、男性コーラスの、黒人で言えばゴスペルのような
音楽 だと思います。みんなで合唱して神々を讃えるというスタイルです。インド
音楽 として演奏されていますが、GovindaとHare Krsna Mantraは完全にジョージハリソン節のポップスになっています。どこかゴダイゴのガンダーラを思わせる雰囲気がありますが、ゴダイゴがこの作品を題材に選んではないかと推測されます。宗教界の厳格な
音楽 ではなく、庶民が集まって歌っているような感じでしょうか。作品としてはこれだけですが、アップルからリリースされた事で結構湯名なアルバムだと思います。
まるでフィルスペクターのウォールオブサウンドのようにシタールやタブラが洪水のようにステレオで迫ってきます。そして8ビートのゆったりとしたコーラス。Sri Isopanisadではツェッペリンのファーストアルバムのようなアコースティクギターとスライドギター、フェイザーをかけたエレピなど、サイケな感じになっています。ジョージが言っているちょっとはずれたノーザンソングみたいな感じです。兎も角、難しい事を考えずにインド
音楽 を楽しめる作品だと思います。
Govinda
Sri Guruvastak
Bhaja Bhakata
Hare Krsna Mantra
Sri Isopanisad
Bhaja Hure Mana
Govinda Jai Jai Jai
Prayer To The Spirtual Masters
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