1. Right Now 2. Little Girl 3. Use What You Got 4. My Sweet Lord 5. Let The Music Play 6. The Same Thing Again 7. I've Got A Feeling 8. Sing One For The Lord 9. When You Are Mine 10. I Don't Want You To Pretend 11. Encouraging Words 12. All Things (Must) Pass 13. You've Been Acting Strange 14. As Long As I Got My Baby 15. All That I've Got (I'm Gonna Give It To You) 16. How Long Has The Train Been Gone
今回は女性コーラスの他にホーンセクションやストリングスも加えて厚みのあるサウンドになっています。完成度としてはこちらの方が高いと思いますが、かなりイギリスのミュージシャンの影響が強くなっています。そして当時ヒットしていたジョージのAll Things (Must) PassとMy Sweet Lordをカバーしています。My Sweet Lordのコード進行はトッドラングレンのI Saw the Lightの元になっているだけあって、ここではA.O.R.的な、ニューソウルというべきか、そういうおしゃれなアレンジになっています。
ビートルズのI've Got a Feelingもカバーしていますが、オリジナルではジョンが冷たいスタジオで手を凍えさせながらオルガンを弾いていました。ビリーも同じセッションに参加していながらジョンが自分で演奏していたのはジョンなりのこだわりだったのでしょうか。ゴスペル調というか、レイチャールズっぽい曲が多いです。歌中心ですから、この作品もソウルミュージックの金字塔として語り継がれていくべき名盤であります。