72年のアルバムで、前作に引き続きRichard Perryがプロデュースしています。前作の大ヒットによりかなり注目を集めましたが、気負いする事も無く、ニルソンワールドを創り上げています。ただしロックンロール調の曲をやるようになったのは売り上げを意識してのものだと思います。参加ミュージシャンも影響はあるでしょう、歌声が段々太くなってきているのは酒ヤケです。
1. Take 54
2. Remember Christmas
3. Joy
4. Turn On Your Radio
5. You're Breaking My Heart
6. Spaceman
7. The Lottery Song
8. At My Front Door
9. Ambush
10. I'd Rather Be Dead
11. The Most Beautiful World In The World
ジョージハリソン関係が参加していて、Nicky Hopkins、Klaus Voormann、Ringo Starr、George Harrison、そしてPeter Frampton、Chris Speddingとイギリス勢とアメリカ勢のRay Cooper、Milt Holland、Jim Price など豪華ミュージシャンが参加しています。SpacemanとDaybreakがシングルカットされてヒットしています。ドラムがリンゴですからジョンレノンのソロ作品みたいな曲もあります。リンゴとジョンとニルソンはこの頃毎晩飲んだくれていました。
ジャケットはドラキュラで、この頃からこれまでのおとなしい感じから変わり者的な存在になっていきます。声も酒ヤケからガラガラ声の野太い声になっていき、これまでの繊細な歌声が失われていきます。ビートルズ解散からアンチビートルズな時代になりますが、それでもビートルズからポップファンになった人は多く、こうしたポップな
音楽 を愛する人は根強くいました。前作ほどのヒットにはなりませんでしたが、既に大物ミュージシャンとして存在しています。
Take 54
Remember Christmas
Joy
Turn On Your Radio
You're Breaking My Heart
Spaceman
The Lottery Song
At My Front Door
Ambush
I'd Rather Be Dead
The Most Beautiful World In The World
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