

ソロ活動をしていたDave Edmundsでしたが、73年にBrewers Droopというバンドの作品に参加しています。参加したのはこれっきりですが、同じく参加していたまだ無名だったMark Knopflerもギタリストとして参加しています。当時はほとんど売れていませんでしたが、後に二人の大物が参加していたと言う事で89年に再発されています。
1. Where Are You Tonight
2. Roller Coaster
3. You Make Me Feel So Good
4. My Old Lady
5. Sugar Baby
6. Rock Steady Woman
7. Louise
8. What's The Time
9. Midnight Special
10. Dreaming
11. Bite The Bullet
12. Real
13. You Don't Want Me Tonight
14. Cajun Girl
サウンドはサザンロックです。カントリー
ブルースロックという当時の流行りのスタイルですが、とても情緒的でポップなサウンドになっています。Mark Knopflerもカントリーギターをベースにしていた事がよく分かります。まだハーフトーンは使っておらず、フィンガーピッキングなのかどうかもよく聴き取れません。ピックを使っているような音にも聴こえますが、サムピッキングなのかもしれません。まだ後のプレイスタイルは確立されていないのです。
Dave Edmundsはハーモニカやスティールギター、バンジョーなどを演奏しています。ほとんど彼ら二人のキャリアには関係ないような演奏なのですが、その後まったく結びつきの無い二人が参加していたと言う事で、興味がある人は聴いてみる価値はあると思います。優しい情緒的なスタイルはケルトミュージックの要素があるからかもしれません。
Where Are You Tonight