83年のアルバムです。共同プロデュースにJeff Lynneが加わってシンセポップな要素が加わり、80年代サウンドになってしまっています。Jeff Lynneが曲を提供したりDave Edmundsも頑張って数曲作っています。カバー曲ではないロックロールで、メロウでポップなE.L.O.色が強く出ている作品になっています。
1. Slipping Away
2. Don't You Double
3. I Want You Bad
4. Wait
5. The Watch On My Wrist
6. The Shape I'm In
7. Information
8. Feel So Right
9. What Have I Got To Do To Win?
10. Don't Call Me Tonight
11. Have A Heart
デジタルシンセやボコーダーの使用など、80年代サウンドを取り入れながらのロックンロール、MTV用のPVなど、売れようと必死な感じもします。そこそこは売れましたが、もう全盛期を過ぎた後のがんばりという印象です。カバー曲も数曲あり、これまでと同じような作品もありますが、Jeff Lynneがちょっとした色付けをしているので、これまでとは違ったポップ感覚を持っています。
歌い方もソフトになっていますし、完全に流行りを気にしてた作りになっています。曲自体はポップでしっかり作られていますが、いかにもな展開過ぎてロックファンにとっては失望する人もいた事でしょう。ただしJeff Lynneの職人技はさすがで、アレンジ構成は的確だと思います。ただあまりにも俗世過ぎるので骨太な感じは期待で来ません。これも時代の流れで仕方ありませんし、元々おもしろがってやってたロックンロールスタイルでしたので、これも有りだったのかもしれません。
Slipping Away
Don't You Double
I Want You Bad
The Watch On My Wrist
The Shape I'm In
Information
Feel So Right
What Have I Got To Do To Win?
Don't Call Me Tonight
Have A Heart
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