1. She Does It Right 2. Boom Boom 3. More I Give 4. Roxette 5. One Weekend 6. That Ain't No Way To Behave 7. I Don't Mind 8. Twenty Yards Behind 9. Keep It Out Of Sight 10. All Through The City 11. Cheque Book 12. Oyeh! 13. Bonie Moronie/Tequila
メンバーはピックじゃなく指でギターをはじくのが特長のWilko Johnson、ボーカルのLee Brilleaux、ベースがJohn B. Sparks、ドラムのThe Big Figureの四人がオリジナルメンバーであります。サウンドはヤードバーズのようなスリーコードに徹したブルースロックを基本としたロックンロールバンドであります。ロックンロールスタイルはニューヨークドールズに似ています。Lee Brilleauxがブルースハープに徹する時はWilko Johnsonが歌ったりします。
Johnny Kidd & the PiratesのMick Greenに影響を受けた彼らではありますが、彼らの演奏スタイルはそのまま次のパンクでも通用するものであり、イギリスのパンクスタイルは既にこのころから形が出来上がっていたものだと思います。オリジナル曲は全てWilko Johnsonの手によるもので、デビュー当時は渋谷陽一がヤードバーズを引き合いに出してブルースロックバンドとして紹介していました。でも一番分かり易いのはニューヨークドールズです。シンプルでソリッドなWilko Johnsonのギターカッティングは今聴いてもカッチョイイです。パブロックの永遠の名盤。