67年の作品で彼の代表作になっています。邦題は現在のためのミサで、舞踏家モーリス・ベジャールに頼まれてミシェル・コロンビエと競作した舞台
音楽 です。時代はサイケデリックの時代であり、ロック
音楽 と電子
音楽 、サウンドコラージュを織交ぜたものになっています。それだけロックファンでも馴染み易いものであり、当時のビートロックバンドの演奏を使っていて、サイケというか、オースチンパワーみたいな時代観を感じます。
1.Prologue
2.Psyche Rock
3.Jericho Jerk
4.Teen Tonic
5.Too Fortiche
6.Le Voyage
7.Rock Electronique
8.Marche Du Jeune Homme
9.Les Insectes
10.Eblouissement De La Reine
11.Danse Du Juene Homme
12.Fievre
13.Mort
フランスの人ですから、フレンチポップの時代ですし、イエイエのようなイメージでロックを取り入れています。この時代であればエコーマシーンもあり、昔は苦労して創っていたサウンドも創り易くなっているはずです。ロックのビートは親しみ易くなっていますが、それを前面に聴かせようと言う気はさらさらなく、アヴァンギャルドな電子音の音がやたらでかいです。
しかし、
現代音楽 家がロックを取り入れたと言うだけで衝撃的な作品であります。
現代音楽 でも初期の頃は前衛的ではなく、まだクラシックの名残がありました。しかし新大陸、アメリカから入ってきた黒人
音楽 を取り入れるようになったり、明らかに新しい時代が来た事を告げていました。そしてついにロックの時代であり、この時代の文化、サイケデリックを取り入れた作品は、それまでのロックと
現代音楽 の垣根を飛び越えて、ロックミュージシャンも
現代音楽 の手法を取り入れるような時代になっていきます。歴史的な名作です。
Messe pour le temps présent
Psyché Rock
Jericho Jerk
Teen Tonic
Too Fortiche
Rock Electronique
Eblouissement De La Reine
Danse Du Juene Homme
Fievre
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