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[20140324] |  | |
上位の成績 ついに鶴竜が初優勝、そして場所後の横綱昇進を確実なものとしました。入幕した頃から横綱の風格を持った力士だと思って応援してきましたが、大関になってからは覇気がありませんでした。しかし、先場所の準優勝した頃から徐々に気持ちが固まってきたのか、横綱相撲を見せる取り組みもありました。稀勢の里を横綱にする為に準優勝と優勝でも綱取りが出来るような懐柔姿勢を見せていたのが、結果モンゴル力士を又横綱にしてしまう事になりました。
鶴竜は頑張れば運をも味方に付ける事が出来ました。白鵬が琴奨菊戦で手首を負傷した事もそうでしょう。稀勢の里のように弱気では運はついてきません。今場所を振り返って稀勢の里がどれだけ学べたか来場所から分かるはずです。これで奮起しなければ一勝横綱にはなれません。
白鵬 12勝3敗 日馬富士 12勝3敗 鶴竜 14勝1敗 優勝 琴奨菊 8勝7敗 稀勢の里 9勝6敗 琴欧洲 1勝10敗(引退) 豪栄道 12勝3敗 栃煌山 9勝6敗 豊ノ島 5勝10敗 松鳳山 5勝10敗 遠藤 6勝9敗 玉鷲 5勝10敗
大関陥落していた琴欧洲はついに引退を決意。親方にはなれるのでしょうか。豪栄道は12勝しましたが、これを三場所連続出来なければ大関にはなれません。遠藤は上位総当たりしてまずまずの成績でしたが、平幕力士に敗れて負け越し。様々なタイプの力士の攻略法を身につけなければなりません。当面の課題は立ち合いの厳しさですね。自分の型を早く固めて、すぐにそ型に持っていく立ち合いを身につければ、どんな力士が相手でも勝てるはずです。今場所は勉強の場所でした。
貴乃花部屋の初めての幕内力士、貴ノ岩は二桁勝利をあげました。エジプト出身の大砂嵐は勝ち越し寸前で休場していましたが、復帰しましたが、怪我の為か、粗い取り口になってしまい、千秋楽にやっと勝ち越しました。九重部屋の三力士はともに勝ち越し、千代丸と千代鳳の兄弟力士も揃って勝ち越しです。新入幕の照ノ富士も勝ち越して、期待の持てる新人が出てきました。来場所は三横綱体勢になると思いますが、鶴竜はこれからも同じような成績が求められていく事になります。
千秋楽
3月21日 白鵬 VS 琴奨菊 3月22日 白鵬 VS 鶴竜
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