

78年のアルバムです。プロデューサーにはMartin Lawrenceを起用、とうとうこのバンドも他の
プログレバンドと同じくアメリカ志向のサウンドに変わりました。ニューウェイヴ、パンク旋風が巻き起こっている最中、テクノポップも始動し始めた時期ですが、マーケットとしてはアメリカが一番稼げるので、ニューウェイヴに適応出来ない
プログレバンドはアメリカ受けするサウンドを積極的に取り入れるようになります。
1. Loving Is Easy (Fantasy)
2. Berlin
3. A Tale Of Two Sixties
4. Turning In Circles
5. The Closed Shop
6. In Search Of England
7. Sip Of Wine
8. Harbour 3:46
9. Nova Lepidoptera
10. Giving It Up
11. The Streets Of San Francisco
12. Berlin (Single Edit)
13. Loving Is Easy (Single Version)
14. Turning In Circles (First Mix)
15. The Closed Shop (First Mix)
16. Nova Lepidoptera (Ambient Mix)
まずジェネシスがアメリカで成功するようになり、イエス、そしてハードロックのレインボーまでもがアメリカ志向のサウンドにシフトチェンジしました。ブリティッシュロックファンにとっては裏切られたような気分になりました。そのままバンドの進む道についていったファンもいますが、どうしてもイギリス的なサウンドが好きな人はニューウェイヴに傾倒していきます。私もその一人です。
アメリカにもアメリカン
プログレバンドがいて、人気を出していましたので、この頃参考にされていたのがジャーニーやラッシュです。その辺が好きな人には馴染み易いかもしれませんが、ブリティッシュロックファンにとっては違和感を感じずにはいられません。ここまで軽くならなくても良いと思うのですが、彼らも生活がかかっていますので、金になる方をとる訳です。シンセもカラフルにポップなアレンジになっています。
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