

79年のアルバムで、この作品もMartin Lawrenceがプロデュースしています。前作に引き続きアメリカをターゲットにしたサウンドになっています。テクノポップが流行り始めた頃で、シンセのシーケンスを使っていますが、この頃のシーケンスはMoogなどについている簡易的なシーケンサーです。そして曲自体もニューウェイヴの影響からコンパクトにまとめられたポップナンバーになっています。
1. Love On The Line
2. Alright Down Got Boogie (Mu Ala Rusic)
3. The Song (They Love To Sing)
4. Skin Flicks
5. Sperratus
6. Rock 'N' Roll Lady
7. Capricorn
8. Play To The World
キーボードのStuart "Woolly" Wolstenholmeが脱退している事もあり、キーボードはゲストのKevin McAleaが担当しています。ですからもはや
プログレバンドでは無くなっています。元々ポップロックをやっていましたので、その辺の感覚を前面に押し出しています。パンク、ニューウェイヴ以降、ソリッドなロックンロールを阿yルバンド多くなっていて、それは全くパンクでもニューウェイヴでも無いのですが、そういう事をやるバンドが増えていて、彼らもロックンロールしています。
80年代サウンドみたいな白玉コードを多用しているのはポリフォニックシンセが誕生したからでしょう。まだデジタルシンセは出回っていませんので、アナログのポリフォニックシンセです。それにしても極端な方向転換になっています。
プログレ時代に極端になってくれていればよかったのに、軽薄になる事に極端になってしまうとは。
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