

2004年のアルバムで、London Philharmonic Orchestra と競演しているオーケストラ作品です。これだけの曲を構成出来る能力がありながら、なぜバンド編成では頑張らないのか、ジェネシスでやりたい事をやっているから、ソロは適当にやっていたのでしょうか。
プログレをやっていた人はオーケストラ作品を作りたがるものですが、その夢が叶ったようです。
1. Spring Tide
2. Black Down
3. The Gateway
4. The Ram
5. Earthlight
6. Neap Tide
7. The Spirit of Gravity
サントラではオーケストラ作品を作っていましたが、らしくないものでしたので、やっと本格的なオーケストラ作品になっていると思います。しかし、ジェネシスの時のような幻想的な雰囲気ではありません。とても綺麗な交響曲です。だから何なの?と言ってしまえばそれまでですが、兎に角この人にはソロでは自由にやりたいようにやってもらわなければファンは満足しないのであります。
そしていつかはジェネシスのような幻想的な作品を作ってくれる事をファンは心待ちにしているのです。それは過去の事かもしれませんが、それが一番気持ちよかったのです。こういうアカデミックな作品を作った事で吹っ切れてくれたら良いと思います。この人はマニアックになって良いのです。そうしなければならないのです。ポップスなんて他の人にやらせれば良いのです。そしてそれが売り上げに繋がっていくのです。
Spring Tide