73年のサードアルバムであり、彼らのラストアルバムでもあります。アルバム3枚しか残していません。実にもったいない、もっとこのバンドの歌は聴いていたい。しかし、時代は彼らを受け止めてくれませんでした。イギリスでは彼らの迫力のあるライブを体験しているので、それなりに人気はありましたが、世界的に知られる事無く解散してしまいました。
1. Proud To Be (A Honky Woman)
2. Food For Thought
3. Dream My Own Dreams
4. Lady Of The Rain
5. Stay True To Yourself
6. Black Smoke Rising From The Calumet
7. Giving Yourself Away
8. Talkin Bout My Baby
9. Let Me Down Easy
10. Fine Thing
よりロック色を強めたソウルミュージックになっています。アメリカではこの時期からソウルミュージック人気が高まり、後のディスコへと発展していきます。もう少し頑張っていればホワイトソウルとして注目されていたかもしれません。こんバンドは少し早過ぎたのです。タイミングが悪かったと言うか、ホワイトソウルの主役にはソロになったRobert Palmerが成っていきます。ロックバンドもファンクのリズムを取り入れたりするのもこの後です。
彼らもそれは分かっていたようで、ソウル色を全面に出すよりサザンロックやカントリーロックの流れを汲みながら、その中で自分達の持ち味を出そうと努力しているのは伝わってきます。逆にもろソウルミュージックをやっていた方が目立っていたかもしれません。音楽的にはいろんな要素を混ぜ合わせていますので、そういう意味では一番完成度の高い作品に仕上がっています。今ではここまでの残された3枚のアルバムを楽しむ他ありません。これも時代に取り残された名盤であります。
Proud To Be (A Honky Woman)
Food For Thought
Dream My Own Dreams
Lady Of The Rain
Stay True To Yourself
Black Smoke Rising From The Calumet
Talkin Bout My Baby
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