89年のアルバムです。ようやく80年代サウンドを卒業してくれました。元の
ブリットポップ 系のスタイルに戻っています。というのもXTCやコステロが
ブリットポップ 系のサウンドをこの頃にやっていた事が影響していると思います。それがヒットした事によって、このスタイルの需要が出来た事を認識したのではないでしょうか。
1. Frank
2. If It's Love
3. Peyton Place
4. Rose I Said
5. Slaughtered, Gutted & Heartbroken
6. The Last Time
7. She Doesn't Have To Shave
8. Love Circles
9. Melody Motel
10. Can Of Worms
11. Dr. Jazz
12. Is It Too Late
13. Frank's Bag
80年代特有のバンドサウンド以外の装飾的な音が排除され、バンドサウンドだけになって、モータウン系のソウルな感じの曲が無くなっています。アレンジ次第ではソウル系になりそうな曲もありますが、そうしていない所が原点回帰の意志を感じます。この変身の素早さは評価すべきです。90年代になっても80年代サウンドを引きずってしまうバンドも多かったので、見事に時代の動向にアンテナを張り巡らしていたと思います。
ニューウェイヴ感は全く無く、完全に
ブリットポップ で、曲も素晴らしい出来映えで、彼らを代表する名盤としても良いと思います。If It's LoveとLove Circlesがシングルカットされていますが、それほどヒットはしませんでした。前作までのイメージが強かったので、地味に聴こえたのかもしれません。それでもファンにとっては安心して聴ける内容になっています。文句無しの名盤です。
If It's Love
Peyton Place
Rose I Said
Slaughtered, Gutted & Heartbroken
The Last Time
She Doesn't Have To Shave
Love Circles
Melody Motel
Can Of Worms
Dr. Jazz
Is It Too Late
Frank's Bag
スポンサーサイト