

83年のアルバムです。オリジナルボーカリストのDanny Joe Brown 糖尿病を克服して復帰しています。ドラムがBarry "B.B." Bordenに代わっています。そしてジャケットがやっと
サザンロックバンドらしくなっています。Danny Joe Brownの歌い方はデヴィッドリーロスに似ています。なのでヴァンへイレン人気にもあやかれると思うのですが、どちらかと言うと両方ともウィンターファミリーに影響されているように思います。
1. What Does It Matter?
2. Ain't Even Close
3. Sweet Dixie
4. Fall Of The Peacemakers
5. What's It Gonna Take?
6. Kinda Like Love
7. Under The Gun
8. On The Prowl
9. Both Sides
完璧に70年代サウンドですので、80年代には不向きなサウンドですが、ハードロックが衰退している時期でもあり、当時はこういうサウンドに飢えている人は多かったと思います。それでも日本では知名度が落ちていましたので、当時このようなスタイルを貫いているバンドがいた事は知られていなかったと思います。ブラックフットのように最初だけ注目されたバンドはいましたが、ヒットチャートに食い込むには至りませんでした。
サザンロックといってもカントリー色の強いバンドと荘でないバンドがいました。このバンドはカントリー色を前面に出す事無く、どちらかと言うとジョニーウィンターアンド辺りのアメリカンハードロックになっています。ギターももっとエフェクティヴにすればヴァンへイレンみたいに聴こえると思いますし、ハードロックとしては悪くないと思います。しかし、徐々にローカルな人気に偏っていきます。
What Does It Matter?