93年のアルバムです。リードシンガーのShane MacGowan.が脱退した事で、解散寸前だったバンドをジョーストラマーが一時ボーカルで入ってバンドを継続させ、新しくボーカルのSpider Stacyを加えて制作されたアルバムです。プロデュースはMichael Brookで、エレクトリックな処理で近代的な音に処理しています。
1. Tuesday Morning
2. Smell Of Petroleum
3. Haunting
4. Once Upon a Time
5. Sitting On Top of the World
6. Drunken Boat
7. Big City
8. Girl From The Wadi Hammamat
9. Modern World
10. Pachinko
11. My Baby's Gone
12. Small Hours
Spider Stacyのボーカルはパンチが弱くなりましたが、やはりアイリッシュ訛りでジョーストラマー系の歌い方をしています。曲もトラディショナルでいつもの感じですが、エフェクト処理が多く、目立つので、モダンな感じになっています。パンク色は薄れて、ポップ感が強くなっていると思います。エレキギターもこれまではナチュラルな音色でしたが、かなりエフェクトをかけていてロック色が強くなっています。
残されたメンバーが頑張っているので、全曲オリジナル曲になっています。それでもロック色を強めていったShane MacGowanをクビにした事でトラディショナル感をキープしたままポップになっています。時はワールドミュージックブームでもあり、
ケルト ミュージックも見直されていましたので、売り上げは多少下がったものの、それほど落ち込んでいません。パンク感覚ではなく、ワールドミュージックとして楽しめる作品になっています。
Tuesday Morning
Smell Of Petroleum
Haunting
Once Upon a Time
Sitting On Top of the World
Drunken Boat
Big City
Girl From The Wadi Hammamat
Modern World
Pachinko
My Baby's Gone
Small Hours
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